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認知症 こんな時には、こんな対応を・・・


 手足やからだに運動障害がないにもかかわらず、行為や動作の手順がわからなくなることを「失行」といます。

 失行には「服の着方がわからなくなる」「道具の使い方がわからなくなる」などいくつかのタイプがあります。本人は変な着方をしていても、自分ではおかしいと気づくことができません。


着替えるときに付き添う
 服が着られなくて困っているというようなら、まず優しく声をかけ、そばで見守りながら、指示を出してあげましょう。つまずいた部分をクリアできると、あとは自分で着られることもあります。

 ずっと付いていられないときには、着る順番に1枚ずつ準備しておくといいでしょう。必要以上に手を貸さずに、本人が自分で着られるように前もって用意をしてあげることも大切です。
 
 
 

  食事をしたことを忘れてしまう   物をあさる
  買い物が止まらない   トイレでない場所で排泄をする
  頑固で暴力的になる   暴力を振るう。大声でわめく
  夜になると歩き回る   ウソをつく
  無気力でうつ状態になっている   人をどろぼう呼ばわりする
  入浴をいやがる   同じことを何度も聞く
  自分で服が着られない   「うちに帰る」と言って外にでる
  家族がわからなくなる   自分の便をいじる
  失禁した下着を隠す   自分がいる場所がわからない
  道に迷って帰れなくなる   言葉がでてこない
  デイサービスを嫌がる   トイレが間に合わない
  ガラクタを拾ってくる