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認知症の人と話をする時の原則

 
相手と目線を合わせる
 車椅子などに乗っていると、目の位置は低いところにあります。上から言われると威圧されるように感じますので、同じ高さまで降りて話をしましょう。

間違っても訂正しない
 間違ったことをいっても、一旦は受け入れましょう。その上で正しいことを伝えましょう。


話す内容は具体的にする
 抽象的なことは理解しにくいので、具体的に行動を示すようにしましょう。

耳の近くでゆっくり穏やかに話す
 耳が聞こえにくくなっている人が多いので、できるだけ耳の近くではっきりした口調で話しましょう

否定する言葉は使わない
 頭ごなしに否定されると感情的なしこりが残ります。どういえばわかってもらえるのか、言い方を工夫しましょう

スキンシップをしながら
 からだに触れられると安心感があります。心が触れ合う効果も期待できます。

後ろから話しかけない
 話す前に「今から話しますよ」という態度をあらかじめ示すと、安心して会話もスムーズになります

難しい表現はさける
専門用語や難しい言葉はやめましょう。できるだけわかりやすい言葉で話しましょう。