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認知症 こんな時には、こんな対応を・・・


 判断力や記憶力が低下したといっても、自分を守ろうとする本能は残っているので、自分に不利なことは認めたくないのです。

 失敗に対して強い口調で責めることはよくありません。見え見えのウソを引き出してしまうことになります。

 取り返せない失敗には目をつぶって、気づかないふりをするのがいいでしょう。または、「いいの、いいの」と軽く受け流してあげると、本人も気が楽になります。

 また、作り話には「今日のウソは50点くらいかな」くらいの遊び心で受け止められるようにしたいものです。介護する人も、ときとして「便利なウソ」で切り抜ける技を身につけましょう。
 
 
 

  食事をしたことを忘れてしまう   物をあさる
  買い物が止まらない   トイレでない場所で排泄をする
  頑固で暴力的になる   暴力を振るう。大声でわめく
  夜になると歩き回る   ウソをつく
  無気力でうつ状態になっている   人をどろぼう呼ばわりする
  入浴をいやがる   同じことを何度も聞く
  自分で服が着られない   「うちに帰る」と言って外にでる
  家族がわからなくなる   自分の便をいじる
  失禁した下着を隠す   自分がいる場所がわからない
  道に迷って帰れなくなる   言葉がでてこない
  デイサービスを嫌がる   トイレが間に合わない
  ガラクタを拾ってくる