HOME  

認知症 こんな時には、こんな対応を・・・


 高齢者に限らす、寂しさや不安を買い物で満たそうとする人もいます。認知症が進むと、それがエスカレートして、買い物にいって、食べきれないほど高価な食材を買ってきたり、家族を困らせてしまうことがあります。

 お金や物の量など、いろいろな判断ができなくなったことで、常識では考えられないような買い物をしてしまうことがあります。

多額なお金を持たせないようにする
 認知症が進んでいくにしたがい、本人の財産も家族が管理しなければならなくなります。本人が不信感を抱かないよう、あらかじめ家族や身内同士でよく話し合いをしておかなければなりません。

 本人には小銭を多く持ってもらい、その金銭で買い物を楽しんでもらうようにしてみるのもどうでしょう。

 家族が知らないうちに、電話などで注文してしまうなど家族が把握できないことも起こりますが、いつも利用しているお店などには、本人の注文には応じないよう協力をお願いするのもひとつの方法です。

悪徳業者には注意
 高齢者を狙った悪徳業者からの勧誘は、家族が早めにキャッチすることが重要です。対処の方法としては、クーリングオフや、消費者センターへの相談ということになります。

 本人と離れて暮らしていたり、高齢者だけの世帯などで不安があれば、成年後見制度を利用して、法的に財産を守ることも考えましょう。
 
 
 

  食事をしたことを忘れてしまう   物をあさる
  買い物が止まらない   トイレでない場所で排泄をする
  頑固で暴力的になる   暴力を振るう。大声でわめく
  夜になると歩き回る   ウソをつく
  無気力でうつ状態になっている   人をどろぼう呼ばわりする
  入浴をいやがる   同じことを何度も聞く
  自分で服が着られない   「うちに帰る」と言って外にでる
  家族がわからなくなる   自分の便をいじる
  失禁した下着を隠す   自分がいる場所がわからない
  道に迷って帰れなくなる   言葉がでてこない
  デイサービスを嫌がる   トイレが間に合わない
  ガラクタを拾ってくる