認知症になると散歩に行くたびに、何か拾ってくる人がいます。判断力が低下して、捨てられたものでも、もったいないと思ってしまうのでしょう。ときにはぬれた物や、においがするものを押し入れなどにしまいこむこともあります。このようなことがしばしば起こると家族のストレスも増大します。
こっそり捨てる
頭ごなしに起こったり、目の前で捨てるのはやめましょう。本人にとっては価値のあるものなのです。この気持ちをできるだけ傷つけないよう、本人に気づかれないよう、こっそり捨てるのがコツです。
やめさせようと思わない
こういった行動は病気によるものなので、やめさせることはできません。介護する人も必要以上に神経質にならずに「またやっている」と、軽くうけ止められると楽になります。 |