認知症になると。方向感覚がなくなり、見慣れた景色をヒントに間違えずに歩くということができにくくなってしまい、迷子になってしまいます。
また、時間の感覚も薄らいでいくために、長時間歩いたという感覚がなくなり、途方もなく遠くまで行ってしまうこともあります。
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周囲の人々の力を借りる
本人に住所や名前、電話番号を書いた札を持ってもらったり、目立たないように衣服に縫い付けるなどして、不審に思った人に通報してもらえるようにしておきます。
また、普段から警察や町内の人々に事情を説明して協力をお願いしましょう。本人がよく出かける方角や立ち寄るところを把握しておくことも大切です。最近ではGPS付きの携帯電話を持たせる方法もあります。
出入口を工夫する
知らない間にでかけてしまうような人には、出入口を工夫しましょう。「手の届かないところに鍵をつける」「ドアに鍵をつける」「センサーを設置する」など、出入口を工夫してみるのもいいでしょう。
一緒に散歩する
外出を頭ごなしに抑止するのではなく、散歩につきあってあげると、本人の心も満たされるのではないでしょうか。 |