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認知症 こんな時には、こんな対応を・・・


 認知症になると。方向感覚がなくなり、見慣れた景色をヒントに間違えずに歩くということができにくくなってしまい、迷子になってしまいます。

 また、時間の感覚も薄らいでいくために、長時間歩いたという感覚がなくなり、途方もなく遠くまで行ってしまうこともあります。


周囲の人々の力を借りる
 本人に住所や名前、電話番号を書いた札を持ってもらったり、目立たないように衣服に縫い付けるなどして、不審に思った人に通報してもらえるようにしておきます。

 また、普段から警察や町内の人々に事情を説明して協力をお願いしましょう。本人がよく出かける方角や立ち寄るところを把握しておくことも大切です。
最近ではGPS付きの携帯電話を持たせる方法もあります。

出入口を工夫する
 知らない間にでかけてしまうような人には、出入口を工夫しましょう。「手の届かないところに鍵をつける」「ドアに鍵をつける」「センサーを設置する」など、出入口を工夫してみるのもいいでしょう。

一緒に散歩する
 外出を頭ごなしに抑止するのではなく、散歩につきあってあげると、本人の心も満たされるのではないでしょうか。
 
 
 

  食事をしたことを忘れてしまう   物をあさる
  買い物が止まらない   トイレでない場所で排泄をする
  頑固で暴力的になる   暴力を振るう。大声でわめく
  夜になると歩き回る   ウソをつく
  無気力でうつ状態になっている   人をどろぼう呼ばわりする
  入浴をいやがる   同じことを何度も聞く
  自分で服が着られない   「うちに帰る」と言って外にでる
  家族がわからなくなる   自分の便をいじる
  失禁した下着を隠す   自分がいる場所がわからない
  道に迷って帰れなくなる   言葉がでてこない
  デイサービスを嫌がる   トイレが間に合わない
  ガラクタを拾ってくる