急なケガや病気に備えて知っておきたい応急手当(応急処置)の方法について解説しています。


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応急手当(応急処置)方法ガイド


 嘔吐・吐き気

 嘔吐は胃の中の有害な物質や、胃に負担をかけている物質を排除しようとする体の防御反応ですので、吐きたいだけ吐いてしまうのが一番です。吐き気や嘔吐が起こる原因はかぜ、食べすぎ、飲みすぎ、食あたり、乗り物酔いなどさまざまありまが、水分をまめに補給し、吐いたものをのどにつまらせないように注意します。そして整腸作用のある食べ物を摂るようにします。


 嘔吐・吐き気の応急手当

吐き気がする時は我慢せず、思い切り吐かせてしまいましょう。背中をさすってあげたりするとよいです。

嘔吐は胃の中の有害な物質や、胃に負担をかけている物質を排除しようとする体の防御反応ですので、吐きたいだけ吐いてしまうのが一番です。その時、嘔吐物が気管にはいらないように注意してください。

吐いた後は口の中をすすいで清潔にし、水分の補給を充分にします。水分は人肌に温めたものにします。口に含むと吐きやすいので、スプーンなどで少量ずつ様子を見ながら胃に入れます。嘔吐が落ち着いたら横になるなどしながら安静にしていましょう。

ただし、嘔吐とともに、意識障害やけいれん、発熱を伴うときや、吐いたものに茶褐色の血液の魂や鮮血が混じるときにはすぐに病院に行きましょう。