急なケガや病気に備えて知っておきたい応急手当(応急処置)の方法について解説しています。


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応急手当(応急処置)方法ガイド


 救急車を呼ぶ時は

すぐに救急車が必要な症状

最近は救急車の出動回数が増えているといわれ、安易な119番をいさめる声も聞かれますが、でもためらっているうちに手遅れになっては元も子もありません。次のようなときは、迷わず119番しましょう。

・苦痛で七転八倒している。

・意識がない。呼びかけても応答しない。

・重症のやけど

・胸痛を訴えている

・ショック症状(血圧が異常に低下した状態。冷や汗やあくびが出る。脈拍が弱く速い。顔色や手足の色が悪く冷たい。)など

・腕や足の骨折

・手足の麻痺

・激しい嘔吐や下痢、けいれん



 救急車を呼ぶ時のポイント

1.局番なしで119番へ電話をする。
2.「火事ですか?」「救急ですか?」と聞かれるので、「救急です」と告げます。

3.いつ、どこで、だれ(とだれ)が、どうしたか、どんな状態なのかをはっきりと簡潔に伝えます。

4.名前、住所、電話番号を正確に知らせます。近所の目標物も教えます。

5.救急車が来るまでの救命手当の方法をたずねます。

6.サイレンが聞こえたら案内できるように出ます。

7.救急車が着いたら、救急隊員に状況をくわしく伝えます。

8.事情のわかった人が救急車に同乗します。その時までに持っていくものをまとめます。(保険証、お金、簡単な着がえ、など)

携帯電話の場合

携帯電話からの119番の電話は、消防所が通報地点(発信地)をすぐに特定することができませんので、最初に携帯電話であることを告げます。通報者が移動すると場所がわからなくなるので、現場を離れないように、また 途中で切れないように立ち止まって話します。