まず、意識があるかどうか、呼吸や脈拍は正常かどうかなどを確認します。つねっても反応しないときや、呼吸困難に陥っている場合は、極めて危険性が高いので、すぐ救急車を呼びましょう。もし、心肺機能の停止がある場合にはAEDなどを用い、心肺蘇生法(人工呼吸、心臓マッサージ)を施さなければなりません。
救急車が到着するまでは次のような応急処置を行います。常に目を離さいようにすることが肝要です。
1.ネクタイやシャツのボタンをはずすなどして衣類をゆるめ楽な姿勢をとらせ安静を保つ。
2.体温が低下しないように毛布を掛けるなど保温に気を配る。
3.嘔吐物がのどに詰まって窒息する危険があるので顔を横向きにして寝かせる。
4.症状が落ち着いてきたら、水、ぬるま湯などを飲ませる。
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