急なケガや病気に備えて知っておきたい応急手当(応急処置)の方法について解説しています。


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応急手当(応急処置)方法ガイド


 腹痛

 お腹が痛いからといって、胃や腸の病気であるとは限りません。腹痛の裏には多くの種類の疾患が隠れている場合があるのです。もちろん、かぜや胃や腸の不調や故障が原因で腹痛になることも多くあります。またストレスが最もよく表れる症状の一つが腹痛であるとも言われています。

 腹痛は、急性の場合は命にかかわる疾患が原因であることもあります。ふだんから胃腸を丈夫にして、他の疾患と鑑別をつけやすくすることも大切です。


 腹痛の応急手当

 まず、楽な姿勢をとり、体を締め付けている衣服やベルトなどを緩めて横になります。吐き気がある場合は横向きに寝かせます。お腹が冷えているようなら、カイロ等を患部にあてて温めると痛みが和らぐことがあります。

 腹痛の場合は、さまざまな臓器や器官の疾患の表れであることがあり、間違った応急処置をすると、病状が悪化してしまうことがあるので注意が必要です。

 飲み物や薬は与えずに様子を見ます。特に、痛みが激しい場合は、命に関わる場合もあるので、できるだけ早く受診する必要があります。