急なケガや病気に備えて知っておきたい応急手当(応急処置)の方法について解説しています。


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応急手当(応急処置)方法ガイド


 口内炎

 口内炎は体調不良のバロメーターとも言われています。最も多いアフタ口内炎は、口腔の粘膜や舌などの柔らかい部分に、真ん中が白くまわりが赤い2〜3mmの穴が一度に1個〜数個くらいできます。そして熱いもの、冷たいもの、すっぱいものを食べるとしみて痛むようになります。

 原因は傷からできたものと、自然に出来たものの2つがあります。傷からできた口内炎は、口の中を誤って噛んでしまったり、傷がついた時に、口の中にいる常在菌という細菌が傷にくっついて炎症ができたものです。自然にできる口内炎とは疲労やストレスにより、粘膜が荒れることにより、出来たこの潰ようが口内炎というわけです。ともに疲労や体調不良で免疫力が落ちるとかかりやすいことから「体調不良のバロメーター」ともいえます。


 口内炎の治療

 NHKテレビの「ためしてガッテン」で、口内炎を効果的に早く治療できる方法を紹介していました。それは「うがい」をすることです。市販されている「うがい液」で口の中をよくゆすぎ殺菌し、その後、普通の水でもう一度ゆすいで、残ったうがい液を洗い流してやり、口の中を傷が治りやすい環境にして、それから薬で炎症を抑えてやる、というのが最短で口内炎を治す方法だそうです。

ほとんどの口内炎は、1週間から2週間ほどで治ります。口内炎を防ぐ基本は、規則正しい生活をして、ストレスをためないように心がけることです。また栄養バランスのとれた食事、特にビタミンB群やビタミンCを多く摂るようにしましょう。