強迫性障害のため、生活リズムを乱してしまい、ふつうの生活ができなくなる人もいます。強迫症状についやす時間が増え、食事の時間や睡眠時間が不規則になるなど、生活のリズムが乱れていってしまいます。そのため、遅刻や欠勤、欠席が増え、仕事や学校にも支障をきたします。同時に焦燥感や怒りなどの感情も現れるようになり、ますます強迫症状についやす時間がふえていくという悪循環に陥ってしまいます。
また、症状が重くなると、起きている時間の大半が、症状についやす時間に取られ、毎日の生活が、症状に支配されるようになってしまいます。1日の大半を強迫症状がしめることになってしまうのです。そうなると、仕事や学校には通えず、ほとんど引きこもりの生活になる人が多くなってしまいます。
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