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強迫性障害の特徴的な症状

強迫性障害とは〜症状と治療〜

強迫性障害の不潔恐怖

 汚染と洗浄は、強迫性障害のなかでも非常によくみられる症状です。ばい菌やウイルス、薬品などに自分や周りのものが汚染されているように感じられ、強い不安に襲われます。強迫性障害の人は、そのような汚染を防ぐために何回も手を洗います。

 しかし、どんなに洗っても、汚れているという感覚が消えないため、何時間も手を洗い続けます。また、汚れがついていると思うものに、素手で触れることを避けたりします。極端な場合は、外から汚染源が入らないように、部屋のすきまに目張りするなどのケースもあります。汚染不安を引き出すものは、ほかにも排泄物、虫などさまざまです。


 汚染不安がつのると、洗浄に時間を取られ、やるべきことが出来なくなったり、外に出ると汚染されると感じ、出かけられなくなり、引きこもりになってしまうなど、生活に大きな問題が出てきます。
 手洗いに代表される強迫症状は強迫性障害の代表的な特徴です。

 
 

不潔行為
確認行為 
加害不安 
被害恐怖 
保存強迫 
不完全恐怖 
その他の症状