子供の病気

子供の病気と応急手当

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歯が痛い

 体の中でも歯はほかの臓器にはない特徴をもっています。ほかの臓器は病気などをしたとき、ある程度それを修復再生することができますが、歯の場合は自然に治ることがなく、早い遅いはあっても一方的に進行することが多いということです。そのかわり、歯の一部は1生に一回だけそっくりいれかわるという特徴があります。歯は生後6ヶ月ごろから生え、3歳までには生えそろい、乳歯は6歳頃から永久歯と交代しはじめます。

 
歯の痛みはむし歯によるものです。歯が痛むときは、まずぬるま湯で口をすすがせたあと、口をあけさせて痛いところを確かめます。食べかすなどがつまっていたら、注意しながらつまようじで取り除きます。そして鎮痛剤があれば飲ませて様子をみます。歯の痛みがとまっても歯の病気がなおったわけではないので、後で歯科医の診察を受けるようにします。
 
 

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