いきなり走り回ったかと思うと、そのままトイレに飛び込むなんてこともよくあります。

これは、ネコの野生時代の名残です。狩りをするという野生動物の本能が騒ぎ出すと考えられています。

野生動物にとってトイレに行くときには警戒が必要です。排泄中はどうしても無防備になってしまいますし、自分の臭気もふんぷんと漂わせることになるわけです。

そこで、野生のネコも寝ぐらからかなり離れたところにまでいって用を足していました。

そんな本能から、トイレにいくのにもやる気モードをオンにして、気合を入れなければなりません。

この全力疾走は。子ネコ時代によくみられますが、成長するにつれて減ってきます。これは人と暮らすうちに、人の生活様式に順応したのだと考えられます。