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朝方、ゆっくり寝ていると、ネコが頬などを前足でチョンチョンとつつくことがあります。これは「もう時間だよ。早くご飯にしてよ」とサインです。
ほかにも、じっと見つめたりしてサインを送ったのに要求に応えてもらえないなど、自分の思いがなかなか伝わらないときにも前足でチョンチョンとつつくことがあります。
人間だって、しきりにサインを送っているのに気づいてもらえないと、相手の肩をたたいたりしますが、それと同じです。
また、前足でチョンチョンとつついて、飼い主が振り向くとパッと逃げ出すこともあります。これは「遊んで」の合図です。
ネコは狩りをした後に、仕留めた獲物にパンチをしてから、いったん獲物から離れて、本当に仕留めたかどうかを確認することがあります。
飼い主にパンチをしてから逃げ出す行為は、こうしたDNAに刻まれた狩猟本能からくるのかもしれません。
大慌てで逃げ出すしぐさはけっこう笑えます。 |