飼い主の側に寄ってきたかと思うと、ゴロンとひっくり返ってお腹を見せるときは、飼い主に全幅の信頼をおいている証拠です。
ネコの腹部は骨がなく、敵に噛まれればすすぐに内蔵に達して死んでしまいます。ネコにとっては最大の急所で、けっして敵にはさらすことができない部分です。
その大事なお腹を見せるのは、飼い主を100%信頼していればこそです。お腹を見せて、前足を上げたバンザイスタイルで寝ているなら「ここは絶対に安心だ」という確信に満ちている証拠です。
そして、大いに甘えているときです。ゴロンと転がりお腹を見せてのどをゴロゴロさせて飼い主の顔を見つめているときは、「かまってほしい」というアピールです。
そんなときは、足でお腹を軽くふんであげたり、手でお腹をなでてあげれば満足します。
ふだんから忙しくて、あまりかまっている時間がないのなら、ネコがゴロンと転がっても無視することです。
何回か無視されるうちに、ネコも「無駄なことはやめよう」という気持ちになり。ゴロンと転がることはしなくなります。
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