ネコの気持ちの本心はしっぽに現れているといってもいいでしょう。
猫のしっぽは口ほどにモノをいいます。しっぽをむやみに触ると嫌がるのは、ひとつには感情と直結しているからです。しっぽが伝えるネコの気持ちをしっておきましょう。
しっぽをピンと立てている
うれしいときや甘えているときのしぐさです。ご飯が欲しかったり、なでたり遊んだりしてかまってもらいたいサインです。子ネコが母ネコに対して見せるしっぽのカタチです。
しっぽをピンと立てて左右に振っている
ブンブンと力いっぱい振っているときは、気になるものを発見したときです。見慣れないものを見て、好奇心半分、怖さ半分という気分のとき、やや興奮しているときです。
しっぽがボワッと太くなる
驚きや恐怖を感じたり、相手を威嚇したり、攻撃態勢のときになります。ちょっとしたことですぐ驚くネコはよくなりますが、のんびりしている猫はあまりならないようです。
大きくばたばた激しく振る
不機嫌のサインです。イライラしていたり、何かに怒っていることも。
小さく早く振る
落ち着かない、何か不安があることがある場合に多い
先をバタバタさせる、ピッピッと振る
何かに気をとられていたり、考えごとをしています。こういうときに無理にかむとかみつかれることもあります。なでたりかまったりしないで、そっとしておきましょう。
しっぽの先だけ小さく振る
寝ている時などに、しっぽの先だけパタパタと小さく動かすことがあります。これは自分の名前を呼ばれたけど起きるのが面倒なのでしっぽで答えている。
大きくゆっくり振る
機嫌のいいサインです。リラックスしているよきや、安心しているときによくやります。
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