ネコのゴロゴロという音は、ネコがリラックスしているというサインです。
抱っこをしたり、体をなでてやっている時に、このゴロゴロが聞こえてくると、飼い主まで幸せな気分になってきます。
このゴロゴロは、「麻薬」のような音で、鳴らすことでネコ自身を恍惚状態に導く、また人間の寿命をのばす効果があるという研究者もいます。
しかし、このゴロゴロという音がどこから出るのかは、まだわかっていません。
最近ではネコには普通の声帯の他にもう一つの声帯があり、それを振動させてゴロゴロという音を出しているという説もあります。
わかっているのは、子ネコの頃、母ネコに甘えるときや、おっぱいを飲む時に出していた音であるということです。
母ネコは子ネコのゴロゴロという音を聞いて、子ネコが安全であること、満足していることなどを確かめるのです。
飼い主に抱かれてゴロゴロとのどを鳴らすのは、母ネコとの幸せな時間を思い出すからかもしれません。
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