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ポリオ

ポリオとは
 
 ポリオウイルスによって起こります。この感染症にかかると神経がおかされて、筋肉がマヒします。かつては日本でも大流行した病気ですが、撲滅運動を経て、ここ30年間は発症者が出ていません。しかし、ワクチンの接種を中止すれば、また必ず流行るとされている病気です。
 

ポリオの症状
 
 ポリオウイルスに感染しても、ほとんどの場合は発病しないか、目立った症状は出ず、出ても多くはかぜのような症状です。しかし、約1000人〜2000人に1人程度ですが、かかった場合は、おもに手や足に麻痺があらわれ、その麻痺が一生残ってしまうことがあります。特効薬などの確実な治療法はありません。
 

予防接種について
 
 ポリオの予防接種は四種混合(DPT-IPV)ワクチンです。DPT-IPVワクチンは定期接種です。
ポリオワクチンには、ポリオ単独ワクチンと四種混合(DPT-IPV)ワクチンがありますが、通常は四種混合(DPT-IPV)ワクチンを接種します。

 生後3ヶ月から3〜8週間間隔で3回接種します。その後3回目を受けた1〜1年半後に1回の4回接種します。この期間を過ぎた場合でも、7歳半になるまでの間であれば、接種ができます。
 

予防接種の時期と回数
 
 生後3ヶ月から3〜8週間間隔で3回。3回目を受けた1〜1年半後に1回の計4回