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インフルエンザ

インフルエンザとは
 
 インフルエンザウイルスによって起こる呼吸器の感染症で、おもに冬に流行します。ふつうのかぜとは違い、気管支炎や、肺炎、脳症、脳炎などを起こしやすく、毎年重傷になる人が多くいます。

 伝染力が強く、熱が下がっても、その後2日間は他の人にうつす可能性があるので登園、登校はできません。

 原因となるウイルスは数種類あり、これらのウイルスの形や性質が年々少しずつ変わるため、感染の予防が難しい病気です。 
 

インフルエンザの症状
 
 3日前後の潜伏期ののち、まず熱がでます。年齢によっては頭痛や腹痛などの症状が出ることもあります。異常行動や脳炎、脳症は熱が出てから約2日の間に起こりやすくなります。発熱が4〜5日続く間に、気管支炎や肺炎をはじめとする合併症を起こすことがあります。
 

予防接種について
 
 インフルエンザワクチンの接種によって、ある程度発病が予防できます。インフルエンザワクチンは子どもでは任意接種です。普通は6ヶ月〜1歳で開始します。

 小さな子どもの場合は、重症化の予防に必要なだけの免疫ができるのは、2回目を接種した後2週間目ころからです。6ヶ月〜1歳で2回の接種をします。流行前に十分な免疫をつけるために、2回の接種を受けるようにします。

 インフルエンザの流行は、年によってウイルスの型が違いますので、毎年、流行する前に接種するように心がけます。
 

予防接種の時期と回数
 
 6ヶ月〜1歳で2回。1回目は10〜11月、2回目は11月中に接種するのがおすすめです。