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ワクチンの副反応(副作用)は

 
 ワクチンを接種したあと副反応がでることがあります。実際には接種した部分が赤く腫れたり、少し熱げ出たりする軽い副反応がほとんどです。

 生ワクチンでは、熱や発疹など、その病気の症状が軽くでることもあります。また、ワクチンに含まれている成分に対する強いアレルギー反応(アナフィラキシーと呼びます)や、脳症や脳炎などが非常にまれに起こることもあります。

 ワクチンの安全性は非常に高くなっています。ワクチンの接種はWHO(世界保健機構)が先頭にたって世界中で推奨されています。また欧米では科学的な調査が徹底的に行われて、ワクチンの安全性が証明されています。

 副反応が起こることがあってもワクチンを接種するのは、副反応よりも自然感染で病気にかかるほうがずっとこわいからです。

 現在使われているワクチンは、世界中で多くの子どもたちに使用されてきて、安全性が確認されているものです。安心して接種を受けてください。