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肺炎球菌

肺炎球菌とは
 
 肺炎球菌が鼻やのどからからだに入って発症します。子どもでは細菌性髄膜炎や菌血症、敗血症、重い中耳炎などの病気を起こします。

 特に赤ちゃんは肺炎球菌に対する免疫がほとんどなく、肺炎球菌感染症にかかると重症化しやすくなります。また、高齢者もかかりやすい病気です。
 
 

肺炎球菌とはの症状
 
 始めはかぜのような症状ですが、その後、ぐったりする、けいれん、意識がないなどが出てきます。肺炎を起こした場合は、ウイルス性肺炎とちがって、たいへん重症になります。
 

予防接種について
 
 小児用肺炎球菌ワクチンは定期接種です。これは大人用の肺炎球菌ワクチンとは別のものです。生後2か月になったら早めに接種します。ヒブ、ロタウイルス、B型肝炎ワクチンなどとの同時接種がおすすめです。
 

予防接種の時期と回数
 
 生後2ヶ月〜7ヶ月に4週間隔で3回。その後12〜15ヶ月に1回の計4回