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おたふくかぜ

 
おたふくかぜとは
 
 おたふくかぜウイルスが原因で起こり、流行性耳下腺炎、またはムンプスとも呼ばれます。

 おたふくかぜには多くの合併症があります。約100人に2人の割合で無菌性髄膜炎が起こります。これを発症すると、強い頭痛がしておう吐することもあります。
 また、約1000人に1人の割合で一生治らない難聴になることもあります。また脳炎を起こすこともあり、これを起こすと障害が残ったり、死亡することもあります。
 

おたふくかぜの症状
 
 おたふくかぜウイルスに感染すると、2〜3週間の潜伏期の後に、どちらかの耳下腺がはれて、やがて反対側の耳下腺も腫れます。炎症は徐々にすい臓、卵巣、精巣などにも広がり、脳も含めた全身に影響がでることもあります。
 

予防接種について
 
 おたふくかぜワクチンは任意接種です。地域によっては助成金がでるところもあります。1歳を過ぎてからMRワクチン(麻しん風しん混合)の次に受けます。MRワクチンとの同時接種も可能です。1回目の接種ののち、3〜5年後に2回目を受けるとしっかりと免疫がつきます。
 

予防接種の時期と回数
 
 1歳から1回。2〜3年後に1回の計2回