ぜんそくの薬

ぜんそくの症状・原因・治療

たん(痰)を切る薬

 ぜんそく発作が長引いてしまったときや、かぜが引きがねになって起こるぜんそく発作などの場合には、ヒューヒューという音よりもむしろ痰が気になります、そのようなとき、補助的に出される薬が「去痰薬」です。これは痰をきるのを助ける薬です。薬品名としては、ムコソルバン、ムコダイン、ビソルボンなどがあります。これらの薬は錠剤のほか、シロップや粉グスリもあります、ぜんそくの子どもが発作のとき、かなり湿ったせきをして、なかんか痰が切れないで苦しいときは、強い咳止めを使うとかえって痰を出しにくくしてしまいます。こういう場合は、楽に痰をだせるように去痰薬をつかうほうがよいのです。