ぜんそくの治療

ぜんそくの症状・原因・治療

ぜんそく発作のない日の治療

 ぜんそくを治すためには発作のない時期の治療が大切になります。ぜんそくの治療は「とりあえず発作を止める」という治療よりも、ぜんそくの状態を去年よりも今年、今年よりも来年と確実によい方向に導く治療が大切です。そのために大切なことは「発作がでていないときこそ病院に行く」ということです。発作のときは、呼吸音が正常でなかったり、処置を必要とするために薬をもらったりしますが、それはその場限りの治療にすぎません。

 本当に大切なのは、ぜんそくが将来治るための治療です。発作のでていない時の状態がどうであるかが、治療のポイントになります。ある程度の通院が必要な場合には、2週間ごととか、1ヵ月ごとに病院にきてください、と医師には言われます。

 その理由として、発作のときは悪いは当然であまり参考になりませんが、発作がでていない時に診察をすることで、医師は治療の経過やその後の治療の方針がたてやすくなるためです。発作のないときに病院にいって医師に話をきくことは大切です。