あー、きょうもまたいつもの頭痛がおそってきた・・・。そんな時あなたはどう対処していますか。嵐が去るのをひたすら寝て待つ。バファリンやイブといった市販薬を飲んで仕事を続ける。それとも、少しがまんする。残念ながら現在のところ頭痛が一生なくなる万能薬はありません。
しかし、それぞれの頭痛に対して適切な薬を飲むことで、痛みをやわらげたり、コントロールすることは可能です。多くの人は薬はくせになるというような先入観をもっていて、飲まずにがまんしている人も多いようです。薬は適切な方法で飲めば、問題なく生活を快適にすることができます。
今は15歳以上の日本人男女の40％がなんらかの頭痛になやまされている時代です。しかし、適切な診察を受けて薬とうまくつきあっている人は、その中の一握りの方だけのようです。特に片頭痛持ちの人は、強い痛みに加えて、吐き気などの随伴症状があり、日常生活がままならないことがよくあります。ですので、早めに医師の診断をうけて、発作をうまくコントロールできるようになることがいいでしょう。
頭痛薬には薬局で買えるものと、医師が処方するものがあります。日本では手軽に市販の鎮痛剤が買えるので、多くの片頭痛の人が利用しています。一方、医師が処方する薬を取り入れている人は4人に一人程度、半数以上は通院経験がないという調査結果があります。症状が軽い人はいいのですが、重い人は処方薬のほうが効果的なことがありますので、日常生活をより快適に過ごすため、ぜひ正しく効果的に薬を用いることをおすすめします。 |
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