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女性のうつ病

女性のうつ病

うつ病薬には副作用がある

抗うつ薬はうつ状態を改善する効果がありますが、薬の種類によって程度の差はありますが、約8割ちかくの人が、口の渇き、便秘、鼻づまり、排尿困難、動悸、目のかすみといったさまざまな副作用があらわれます。このほか、眠気や全身の倦怠感、体重増加もしばしば副作用としてあらわれます。
 こうした副作用は服用を始めた直後からあらわれることが多く、抗うつ効果よりも先に副作用が現れるため、薬にたいする不信感をいだきやすいものです。
 しかし、自己判断で、薬物治療を中断すれば、効果があらわれないばかりでなく、症状が悪化して回復までの期間が長くなってしまうこともあります。薬の種類によって多少の違いはありますが、抗うつ薬は少なくても1週間、通常は2〜3週間服用を続けないと効果はありません。心身の不調が感じられるときは、自己判断で勝手に薬を減らしたり、服用を中止しないで、必ず医師に相談しましょう。