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糖尿病について

   看護婦さん
糖尿病とわかったら・・
 
管理すれは普通に生活できる
 糖尿病は、現在のところ完治させることのできない病気です。血糖がよい状態にコントロールされていても、糖尿病が治ったわけではありません。治療はずっと継続する必要があります。

 ただし、血糖コントロールがうまくいっていれば、たとえ糖尿病であっても、健康な人とまったくかわらない生活をおくることができます。


治療の目的は血糖コントロール
 糖尿病と診断されたら、たとえ自覚症状がなくても、すぐに治療を開始します。糖尿病の治療は、血糖をコントロールしていくことが目的となります。

 放っておくと高くなる血糖値を、適切な治療を行うことで、できるだけ正常な範囲内にコントロールしていくのです。このコントロールさえうまくいっていれば、合併症も防ぐことができます。



治療は食事療法と運動療法
 血糖をコントロールするためには、まず行われるのは「食事療法」と「運動療法」です。食事療法は糖尿病治療の最も基本といえるものです。ほかの治療をおこなっていても食事療法をきちんと行っていなければ、血糖コントロールはうまくいきません。

 食事療法は、エネルギーを消費してインスリン抵抗性を改善することで、血糖コントロールを容易にします。食事療法と運動療法だけでは十分に血糖をコントロールできない場合には薬も使ってコントロールを図っていきます。