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糖尿病について

   看護婦さん
こんな症状があったら糖尿病かも・・・
 
 糖尿病を発見するのに役立つ自覚症状としては「だるい、つかれやすい」、「尿が多い、甘いにおいがする」、「のどが渇く、水を多量に飲む」などがあります。

だるくなったり、疲れやすくなったりする」のは、本来はエネルギー源であるブドウ糖が、インスリンの作用不足によって、血液中のブドウ糖をエネルギーに変えることができないために疲れやすくなります。


尿が多くなる、甘いにおいがする」のは血液中のブドウ糖を尿として排出するからです。血糖値がある一定以上に高くなると、腎臓では糖を吸収しきれなくなるため、糖が尿と一緒に体外に排出されるようになります。このときたくさんの水分が必要になり、その結果、尿の量が多くなります。また、尿に糖が含まれるため、においが通常と変わってきます。


のどが渇く、水を多量に飲む」のは、尿として多量の水分が出ていく結果です。体内の水分が不足するために、のどの渇きを覚えるようになります。

 さらに、糖が尿に出ていくようになると、エネルギー源が使われずに排泄されてしまうので、体重が減少してくることがあります。