HOME   

スポンサードリンク

 
【送料無料】独オファー社 翌朝足がスッキリするサポーター

 看護婦さん

むくみの原因

 
むくみの原因
 むくみはからだの水分のめぐりが悪くなった状態です。水分はからだ全体と細胞内外でめぐっていますが、どちらが滞ってもむくみます。そしてこれらのめぐりは、「血管運動」と「筋肉運動」、「水分の濃度」の3つに影響されています。

 血管運動はおもに冷えや、筋肉運動は運動不足、水分の濃度は栄養や水分摂取の影響を受けます。そこに女性ホルモンや年齢の問題なども加わり、それらが重なってむくみの原因となります。むくみの原因は人によってさまざまあります。



むくみ体質の人

 若い時期は代謝もいいので、普通に食べて、動いていれば気になるほどのむくみが起こることはありません。ところが、生まれつき血管リンパ管が細かったりすると、からだの水分のめぐりは悪くなります。

 
このような体質の人は、冷え性にもなりやすく、手足が冷たかったり、全身にだるさや肩こりなどの不調があったりします。
ちなみに体質は母親から受け継ぐことが多いようです。



運動不足

 運動不足もむくみの大きな原因になります。からだを動かすと筋肉は伸びたり、縮んだりを繰り返します。このとき、筋肉が直接リンパ管を押したり、返したりしてリンパ液の流れを促しています。

 そして、この筋肉運動は血管の流れも促進します。この血液運動による刺激も加わって、リンパ液は流れやすくなり、むくまなくなります。


 とくに下半身は血液、リンパ液ともに重力の影響で下がっていき、自然とむくみやすくなります。足のむくみが気になるなら、とにかく、ふくらはぎをよく動かして、筋肉をつけることが大事です。



塩分の摂り過ぎ

 ナトリウムは塩、カリウムはパセリやにんじんなどに多く含まれている栄養素です。細胞の内側にはカリウム、外側にはナトリウムがあって、細胞膜をへだててバランスをとっています。

 ところが塩分(ナトリウム)をとりすぎてしまうと、カリウムとのバランスが崩れて、細胞内液が細胞の外ににじみでて、むくみの原因となります。

 このバランスを戻すには、塩分を少なくしてカリウムを増やすことです。塩分を控えて、カリウムをたくさんとるのが、むくみを早く解消するための近道です。



冷え性とむくみはセット

 女性の約8割が冷え症だといわれています。そして冷え性とむくみは切ってもきれない関係にあります。

 私たちの体は体温を37度近くに保っておくために血液をめぐらせて体温調節を行っています。そして、こうした血管運動は自律神経によって行われているのですが、自律神経が乱れると血管運動の調節が効かなくなり、血液のめぐりが悪くなって冷え症なります。そして血液のめぐりがわるくなると同時にむくみも起こります。

 むくみの原因には冷え症だけでなく、かたよった栄養や運動不足、ストレスなどがあげられますが、ほとんどが冷え性を引き起こす原因と重なっています。ですので、むくみと冷え性はセットで起こりやすくなります。



アルコールの飲みすぎ

 お酒をのむとむくむのは、アルコールの成分が体内の水分のバランスを崩してしまうためです。

 お酒をのむと、アルコールの利尿作用で尿意をもよおします。尿をたくさん出せば、からだは脱水状態になり、今度は水分がほしくなります。ここで水をのめばいいのですが、さらにお酒を飲んでしまうと、血液中のアルコール濃度がどんどん高くなります。

 アルコール濃度が高くなると、血管が広がり、血管壁の目が粗くなって、水分が血管の外ににじみだしてむくむようになります。




女性ホルモン

 月経前になると決まってむくみが気になるという人は多くいます。これは女性ホルモンが影響して自然とからだに水分をためやすくなっているからです。

 月経前になると、女性ホルモンのなかの黄体ホルモン(プロゲステロン)が上昇するために、全身にさまざまな不調が起こりやすくなります。この時期のむくみは一時的なもので、月経が始まると治ってしまうのが普通ですので、それほど心配する必要はありません。