こころの病気のチェック

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   自覚はあるが他人はわからない

病気になったと思い込む
どこからともなく声が聞こえる
現実感がない
フラッシュバック
感情がわかない
イライラする

病気になったと思い込む
自分が思い病気にかかっているのではないかと、常に不安がある。

体に感じるちょっとした不調から「自分は重い病気にかかっているのではないか」という思いにとらわれてしまう。「ガンかもしれない」などと周囲に訴え、病院にかかり検査などを受け「異常がない」と診断されても、信じられずにいくつも病院を回る。また、次から次へと体の不調や痛みを感じ、周囲に訴える。


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どこからともなく声が聞こえる
近くに誰もいないのに、どこからともなく声が聞こえる。
近くに誰もいないのに、自分の悪口や噂が聞こえ「こうしなさい、こんなことをするのはバカだ」というような、自分の行動や考えひとつひとつを命令する、批判する声が聞こえてくる。ときには、声の言うままに行動することもある。また、複数の声が聞こえてきて、声同士の会話を聞いたり、実際には聞こええるはずのない音が聞こえたり、そばに誰もいないのに「誰かに体を触れられた」と感じることもある。「声が聞こえる」とは言わずに「頭の中がザワザワする」「頭の中が騒々しい」と表現することもある。

【関連する病気】 統合失調症 躁うつ病 うつ病 PTSD アルコール症 薬物依存症 人格障害

現実感がない
まわりの風景が、映画のスクリーンを通して見ているように感じる。
目の前の風景を、映画のスクリーンを通して見ているように感じたり、薄いベールを透かしてみているような気がする。目の前にいる人が絵のように見えたり、物が宙に浮いて見えたりするなど、周囲の様子がピンとこない。体を動かしても、動いているような実感がない。自分の体が自分でないような感じがする。「今、季節は春だ」と言われてもちっとも春のような感じがしない。自分の感情や行動、自分の周囲で起こっている出来事に対する現実感がなくなってしまったようだ。

【関連する病気】 離人症 解離性障害 うつ病 統合失調症 PTSD

フラッシュバック
犯罪、災害、事故などに遭ったり、目撃などのあと、その出来事がくり返し再現される。
恐ろしかった出来事のことを思い出したくないのに、何度もくり返し思い出してしまう。出来事の生々しい情景と、出来事の体験をしたときの恐怖感も一緒に思い出される。犯罪に遭遇した場合では、加害者が自分の前に現われるような錯覚を覚え、怖くてひとりでは行動できない。こうしたことから、仕事や家事が手につかなくなったり、食欲が無い、眠れない、呼吸が苦しいといった身体症状が現われる。

【関連する病気】 PTSD 解離性障害 うつ病

感情がわかない
何を聞いても見ても感情がわかない。無感動になった。
それまで好きだった趣味をやっても楽しくない。満開の桜を見ても少しも美しいとは思えない。音楽や映画をみても感動しない。涙もろい性格だったのに。悲しいドラマや映画を見ても何も感じなくなったなど、どんなことに対しても興味がわかず、喜びや悲しみといった感情がわかない。こうした状態がとても苦痛に感じる。

【関連する病気】 うつ病 躁うつ病 統合失調症 解離性障害 離人症 アルコール症 薬物依存症

イライラする
何をしてもじっとしてはいられない感じ。将来のことが気になりイライラする。
将来のことが気になり、気がせく感じ、いてもたってもいられずウロウロしたり、ジリジリとした苛立ちを感じる。これからどうなるのだろう、という不安感を伴うことが多い。

【関連する病気】 うつ病 躁うつ病 統合失調症 アルコール症 薬物依存症