心身症の治療では、一般的な身体的疾患とは異なり、心理社会的な側面が関与しているため、身体的な治療だけでは治すことが困難で再発しやすいため、心と体の両方から治療します。
心は抗不安薬※などの薬物療法やカウンセリング、自律訓練など。体は各病気に応じた治療方法が必要となります。ただし、色々な精神疾患に伴って起こる心身症もあり、その場合は基本的に精神科での治療範囲に含まれます。
※抗不安薬
気分をリラックスさせる薬です。不安や緊張感をやわらげたり、寝つきをよくします。「リラックス系の神経」を高めて、「興奮・緊張系の神経」をおさえる作用があります。神経症のほか、精神的なストレスからくるさまざな症状に広く使われています。
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