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家庭での接し方

 
方法や手順を段階に分けて教える
 自閉症の子どもは、ひとつひとつのことはできても、最後まで通してこなすことが難しい場合があります。そのようなときには、手順を細かいステップに分けて1段ずつ絵や写真などを使って示すようにします。

 たとえば、洋服を着るという一連の動作を覚えさせる場合、まず洋服を正しい位置に置き、取り上げてから、最初に頭にかぶせて通し、次に片方の腕、さらにもう片方の腕を通し、最後に洋服のすそをもって引き下げるというステップをふみます。

 この全部の行程を最初からすべてひとりでやらせるのは難しいので、まず、ワンステップをひとりでできるようにして、残りのステップは大人が介助にてあげるようにします。そして最終的には、洋服の置き方から着終わるまでを、ひとりで出来るようにしていきます。
 



名前を呼ばれたら振り向くことを教える  部屋や場所ごとの役割を決める 
出来たらほめてあげる  スケジュールを立て、行動しやすくする 
問題行動はやめるまで無視する  方法や手順を段階に分けて教える 
絵カードやシールを使う