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家庭での接し方

 
名前を呼ばれたら振り向くことを教える
 名前を呼ばれたら、呼んだほうを振り向く。ふつうの子どもにはごくあたりまえのことですが、自閉症の子どもにはこれができません。

 名前が自分をさしている「符号」であり、名前を呼ぶことで、その人が自分になにかを伝えようとしているという意図がわからないからです。しかし、そういった理屈はぬきに、名前を呼ばれたら振り向くというルールを覚えさせるということは可能です。

 最初のうちは、名前を読んでも知らん顔を続けるかもしれませんが、根気よくあきらめないことです。子どもに指示をしたり、用事を伝えるときは、必ず名前を呼ぶようにします。
 



名前を呼ばれたら振り向くことを教える  部屋や場所ごとの役割を決める 
出来たらほめてあげる  スケジュールを立て、行動しやすくする 
問題行動はやめるまで無視する  方法や手順を段階に分けて教える 
絵カードやシールを使う