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パニック障害Q&A

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パニック障害の症状と治療 

パニック障害Q&A

 
パニック障害は過労やストレスで発症する
寝ていてもパニック発作は起きる?
弱い性格はパニック障害になる?
パニック発作の不安や恐怖心がなかなか取れない
パニック障害の治療にかかる期間は?
パニック障害の治療の心構えは
パニック障害の薬物療法以外の治療法は
パニック障害の薬の副作用は?
子どもが欲しいが薬の影響は?
パニック障害が完治したといえるのはどんな状態
治療はどこで受ける
2回の発作でも受診が必要?
 



パニック障害は過労やストレスで発症する?
極度のストレスや肉体的な疲労はパニック障害の発病の誘引になることがあるといわれています。しかし、現在のところ直接の原因は脳内の神経伝達物質の分泌の乱れにある、とされています。あまり深く考え込まないようにするのが良いでしょう。


寝ていてもパニック発作は起きる?
パニック発作は状況や時間帯にかかわらず起こります。入浴中や睡眠中などでも起こります。夜間に起こりやすい人は心配で不眠症になることもあります。そんな場合は睡眠を誘うと同時に不安を抑える薬もあります。医師に相談してください


弱い性格はパニック障害になる?
どんなに性格の強い人でも、からだが頑丈な人でもパニック障害になる可能性はあります。性格が弱いとパニック障害になるのではありません。これは病気が気持ちを弱気にしているだけで、決してもともとの性格が弱いわけではありません


パニック発作の不安や恐怖心がなかなか取れない?
不安や恐怖の記憶はなかなかすぐには消えません。しかし、時間とともに薄れていきます。ですから時間は解決してくれると気軽に考えましょう。気が付いたら不安も恐怖も消え去っていることでしょう。

パニック障害の治療にかかる期間は?
発作の程度によりますが、パニック障害は通院治療が普通ですので、仕事をしながら治療をすることが可能です。治療期間については、個人差がありますが3ヵ月程度で治まる人もいますし、何年もかかる人もいます。ただし、治したいという意思が強く、積極的に治療に取り組む人は回復が早い傾向にあります。


パニック障害の治療の心構えは?
パニック障害は治癒が望める病気ですから「治る病気でよかった」とプラス思考で受け止めましょう。そして治療の過程で、気がかりなことや悩みがでたら、どんなことでも主治医に相談してください。医師と信頼関係を築くことが大切です。


パニック障害の薬物療法以外の治療法は
パニック障害の治療では、発作をおさえることがなにより大切です。そのためにもっとも効果があるのが薬物療法です。薬を拒んで症状が悪化すると、広場恐怖やうつ病へと発展し、苦しみが増すばかりです。病気を治すためには薬は服用しなければなりません


パニック障害の薬の副作用は?
最近は副作用の少ない薬が開発されており、医師の指示をうけて投与されていれば、むやみに心配する必要はありません。パニック障害の薬物療法に用いられるSSRIや三環系抗うつ薬は長期に使用しても習慣性はないことがわかっています。気になる症状が出たときには、早めに医師に相談しましょう。


子どもが欲しいが薬の影響は?
20〜30代の女性にパニック障害が発症しやすいために、妊娠についての不安がある人も多いようです。パニック障害の場合は薬物療法で治療を行いますから。服用を止めてしまうことはいろいろなリスクを伴います。薬の種類によっては、服用を中止したほうがよいものもありますので、医師と相談しながら治療を進めていきます。


パニック障害が完治したといえるのはどんな状態?
パニック発作が消失し、それに関連した症状もない、予期不安も完全に払拭されている、などの条件がそろえばパニック障害が完治したといってよいでしょう。しかし、再発のおそれはゼロとはいいきれません。しかし、再発しても急性期のような激しい症状は出ないのが普通ですのであまり心配はありません


治療はどこで受ける?
パニック障害かなと思ったら、専門医を受診しましょう。心の病気を診るのは精神科です。神経科、精神神経科でも同じです。精神科はうつ病や統合失調症など精神疾患全般の治療を行います。パニック障害も精神疾患の1つですから精神科を受診するのがいちばんです。


2回の発作でも受診が必要?
パニック障害は早期に治療を始めれば始めるほど早く治りますので、必ず受診をお勧めします。パニック障害なのか、他の病気なのかを識別するためにも診察は必要です。 

 

 
 



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