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パニック障害とは

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パニック障害の症状と治療 

パニック障害の予期不安とは

 パニック発作が起きると、大半の人は救急外来、もしくは内科を受診しますが、そのころには発作はすっかり治まっています。パニック発作には身体的な異常なないので、はっきりした診断がつかないことがほとんどです。そのために不安は解消されず、パニック発作を防ぐこともできません。

 パニック発作を何回か繰り返すと、発作の恐怖が頭から離れなれなくなり、また起きるのではという不安にさらされます。これが予期不安で、まだ起きていない発作を予測して思い悩むものです。

 だれでも、何か失敗したり恥をかいたりすると、また同じミスを繰り返すのではないかと不安になることがありますが、パニック障害の予期不安は、その程度が強いのが特徴で、ときには死の恐怖さえ感じるほどです。発作が治まっても予期不安に悩まされ、本人は心が休まる暇がありません。そこからまた次のパニック発作が起こり、さらに予期不安が増すという悪循環におちいりがちです。

 予期不安は、ときどきフッと頭をかすめるぐらいの軽症のものから、四六時中つきまとい、仕事が手につかないほど重症なものまで、その程度は人によってさまざまです。パニック障害では、発作を経験したあと、この予期不安が1ヶ月以上続くのがふつうです。予期不安がひどくなると、発作の場面を想像しただけで、息苦しくなったり動悸が激しくなったりします。また、発作を起こした場所を避けるようになり、しだいに行動範囲が狭くなってきます。
 
 

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