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入院費を左右する差額ベット代

 
  病院には大部屋と呼ばれる6人部屋の他に、個室、2人室、3〜4人室等があります。大部屋は公的医療保険が適応されますので自己負担はありません。

 しかし、大部屋以外の個室など環境の良いベッドでの入院生活を希望した場合は、環境が良くなる分、プラスして入院費用を支払う必要があります。この費用のことを「差額ベッド代(室料差額)」と言います。

 差額ベッド代は病院によって様々で、同じ病院でも豪華な個室もあれば質素な個室もあります。病室の選択は、本人の同意を取ることになっていますので、勝手に差額ベッド代が発生する部屋に入院させられることは基本的にありません。

 差額ベッド代の全国平均は、日額5,828円となります。これは、首都圏ほど高くなる傾向があります。例えば、首都圏の一般的な4人部屋で日額5,000円〜8,000円程度、個室では20,000円程度の差額ベッド代がかかります。