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病院のベッドと医療費の関係

 
 病院のベッドは、1日あたりの単価が入院料として決まっています。入院料はベッドの種類や目的によって単価が違います。そして、この単価は患者さんの重症度と関係があります。

 病院のベッドは高度なケアを必要とするICUなどの病棟から一般病棟、リハビリテーション病棟などへ病気の回復とともに移動します。

 病院ベッドの料金は、患者さんの重症度に比例します。重症であればあるほど高くなっています。これは重症であればあるほど看護師さんなどの人数を多く必要とすることや、病室に装備する機器も高度、高額化することが理由です。

 たとえばICUでは、看護師さんの人数が一般病棟の倍であったり、人工呼吸器や常に患者を監視できる生体モニタなどといった高度な機器が数多く装備されています。これらの機器は1台数百万円もする機器であるため機器の償却に相当な費用がかかるためです。