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入院費はこうして計算される

 
患者さんが入院したときには「入院基本料」のほか、治療内容や病棟の種類などにより加算額が決まります。

 医療機関では、病棟の種類や入院医療の詳細を掲示する義務があり、患者さんは病棟の入院基本料について院内の掲示でわかるようになっています。

 患者さんが入院すると入院基本料か特定入院料のいずれかが、毎日基本診療料として請求されます。特定入院料とは、ICUやリハビリテーションなど特定の治療目的にあわせた病室や病棟のことです。

一般病棟の入院基本料は下記のとおりです。
一般病棟の入院基本料
   基本料  14日まで  15〜30日  31〜89日
 7対1  15910円  20410円  17830円  15910円
 10対1  13320円  17820円  15240円  13320円
 13対1  11210円  15710円  13130円  11210円
 15対1  9600円  14100円  11520円  9600円


 病院の場合、一般的に入院基本料は7対1(患者7人に対して看護師1人)〜15対1といった看護体制で表されます。

 たとえば、一般病棟の入院基本料は7対1入院料の基本料は15910円です。14日までは4500円が加算され、15〜31日では1920円が基本料に加算されます。