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医療費はこうして計算される

 
診療報酬の基本的なしくみは、診療に決められた点数項目に当てはめて計算されます。最も基本的な診療報酬計算の原則は「基本診療料+特掲診療料」です。

 基本診療料は、水道などの公共料金の「基本料金」のようなもので、診療の際には必ず発生するものです。外来であれば「初診料」や「再診料」など、入院であれば「入院基本料」という1日の基本料金がかかります。

 この基本診療料に、加えられるのが「特掲診療料」です。特掲診療料とは、検査や注射、処置、手術などがさまざまな医療行為が行った分だけ計算されます。

 たとえば、CTの検査をすれば○点、MRIの検査をすれば○点といった形で積み上げられていきます。基本診療料は基本的に1日1回計算し、特掲診療料は検査や処置などを行った分だけ計算されます。