変形性膝関節症では、痛み、変形、腫れが代表的な症状です。このうち、膝にたまった水を抜くことで、一時的ではありますが、膝の腫れをとることができます。しかし、O脚変形した脚をまっすぐにしたり、変形した骨を元通りにすることはできません。骨を切って矯正したり、あるいは装具を使うことで、ある程度は矯正することはできますが、完全に元には戻すことはできません。変形性膝関節症でもっともつらいのは、膝の痛みであり、膝が曲がらないことですから、そのためには、どのようなときに痛みみが起こり、どうすれば痛みが起こらないかを知ることが重要になります。
頭痛などの一般的な痛みには、ふつうの痛み止めの薬が使われますが、変形性膝関節症の場合、膝を動かすことで痛みが生じるため、痛み止めの薬では、痛みを長期的に抑えることはできません。それよりも、膝にとってはどうするのがいいのかを医師に指導してもらい、根本的な治療に生かしていくことが大切です。 |
|
|
|