貧血の症状、原因、治療についてわかりやすく解説しています。

 
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【お徳用ヘム鉄粒】(約3ヶ月分)(250mg×270粒)健康に欠かせない成分「鉄分」を配合
お医者さん

鉄を効率よく摂る方法

 
 食品からとる鉄のうち、体内に吸収されるのは約10%とされます。1日に12mgの鉄をとっても、利用されるのは1mgほどということになります。

 しかも、鉄は一度にたくさんとるのではなく、毎日必要な量をとったほうがいいのです。鉄を効率よく吸収するためにはつぎのようなコツがあります。


ヘム鉄と非ヘム鉄を組み合わせる
鉄不足を補うためには、鉄分が豊富なバランスのよい食事を摂ることが大切ですが、同時に鉄含量の多い食品をとるだけでなく、食事の組み合わせを工夫することも大切です。

 食品に含まれる鉄には、吸収性の高いヘム鉄と吸収性の低い非ヘム鉄があります。吸収性の高いヘム鉄を多く含む食品を摂ることや非ヘム鉄は動物性たんぱく質やビタミンCと摂取することによって吸収率が高まります。

ヘム鉄の食品=レバー、肉類、魚類など

(食品100g当たりの鉄の含有量)
豚肉(レバー) 13.0mg
鶏肉(レバー) 9.0mg
しじみ 4.3mg
あさり 3.8mg
牛もも赤肉 2.7mg
かつお 1.9mg

非ヘム鉄の食品=野菜、豆類、穀類、海草、卵、チーズ、貝類など
(食品100g当たりの鉄の含有量)
ひじき 55.0mg
卵黄 6.0mg
油揚げ 4.2mg
小松菜 2.7mg
ほうれん草 2.0mg



鉄の吸収を高めるビタミンC
 ビタミンCは鉄の吸収を高める働きがありますが、体内で生合成することはできません。ビタミンCは新鮮な野菜に含まれていますので、1日50mgほどを食事からとるようにしましょう。


造血を助けるビタミンB群
 ビタミンB12や葉酸がないと、赤血球はうまくつくれません。ビタミンB6も造血にかかわる栄養素です。

 葉酸はビタミンB群のひとつで、牛や豚のレバー、卵黄、小麦粉、オートミール、くるみ、ピーナッツ、ほうれんそう、ブロッコリーなどに多く含まれています。


鉄の吸収を助けるカルシウム
 カルシウムも鉄の吸収を助けます。1日600mgは必要です。またビタミンDは、カルシウムの吸収をよくしますので、ビタミンDとカルシウムを含む食品をとることは効果的にカルシウムをとることができます。