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夜尿症の軽症か重症かの見分け方

 
学童期後半で毎日するのは重症
 夜尿症は年齢だけでは、重症か軽症かをはっきり区別することはできませんが、少なくても学童期後半で、毎晩夜尿があるという場合は重症と判断されます。

 逆に毎晩でないというのは、その頻度がひくいほど軽症といえます。しかし、幼児期から学童期前半の場合は、おねしょが毎日あるとしても、必ずしも重症とはいえません。その後、改善する可能性が少なくないからです。


1日に2回以上は重症
 回数でいうと、一晩に2回以上は重症です。2回するという場合は、もらすのは寝入りばなと朝方なのですが、特に寝入りばなにもらすのは重症です

 寝てからあまり時間がたっていないのに、すでにもらしているのは、膀胱容量がかなり少ないと考えられます。


 治療によって膀胱容量が増えて、夜尿する時間帯が徐々に朝方へと移ったとしても、治るまでに時間がかかると考えられます。もらす時間が朝方に近ければちかいほど、治っていきやすく軽症と言えます。