水ぼうそうにもっともかかりやすい年齢は1〜2歳で、9歳ころまでにほとんどの子どもがかかるといわれています。水ぼうそうの症状は、米粒くらいの大きさの赤い発疹が現れ、それが全身にひろがります。発疹は強いかゆみと熱がでます。熱は2〜3日後にピークとなって38度〜39度になります。発疹は水ぶくれへと変化して、やがてかさぶたになって治ります。
水ぼうそうは感染力が強いため、そのウイルスは肌が触ると感染するほか、くしゃみ・会話などによっても感染することもあります。ただし、かさぶたになってしまうと感染はしません。水ぼうそうは一度かかるとウイルスに対する免疫ができますので二度とかかりません。
鼻や口から入ったウイルスは、最初はのどの周辺の粘膜やリンパ線ではじまり、血液の流れにのって全身に広がります。発病から48時間以内に薬を飲むと発熱や発疹が軽くてすみます。水ぼうそうは、子どもがかかってもそれほど怖い病気ではありませんが、大人になってはじめてかかると、高熱を出したり、脳や肺炎を併発して重症になることがあるので注意が必要です。
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