禁煙のコツ

タバコを止める!禁煙のコツ

タバコを吸いにくい状況に

 禁煙をいつから止めるか決めたら、次に、喫煙場所を1ヵ所に限定して、準備期間といえども楽しく吸わないことを心がけましょう。どこでも吸える状況を作ってはいけません。換気扇の真下に顔を突き出して吸う、玄関先やベランダで水を張った空き缶をもったまま吸うなど、あえてみじめでカッコ悪い吸い方をすることで、禁煙に対する悪いイメージを潜在意識に植えつけます。これにより、禁煙後の誘惑も軽減します。

 また、好みの銘柄を吸わない、近所ではなく遠くの店で買う、まとめ買いせずに1箱ずつ買う、タバコを持ち歩かない、置き場所も変える、吸うときには、今までタバコを持っていた手ではなく反対の手で持つなどして、快適には吸えない工夫をしてみましょう。

 また、通勤時に、歩きながらタバコを吸ってはいませんか?歩きながら喫煙すると、後ろを歩いている、足の不自由なお年寄りや、喘息、心臓病の人たちが受動喫煙をさせられてしまいます。迷惑タバコに気づき、これを実行することがあたり前になったとき、禁煙達成に必要な自己コントロール能力も備わってきます。そして、今度こそ長年あこがれていた無煙生活を手に入れることができるでしょう。