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こんな症状はこんな病気かも
  統合失調症の原因、症状、治療
こんな症状はこんな病気かも
 
  極端に食べない、逆に食べ過ぎる。
  睡眠不足でもないのに。昼間、突然眠ってしまう。
  朝になると気分がふさぎ、落ち込む。
  決断ができない。
  何をするのもおっくうになる。
  寝てもさめても疲れがとれない。
  眠りたいのに眠れない。
  自信がなくなり、将来が悲観的にばかり思える。
  何をしても集中できず、頭に入らない。
  明るくなったと思うと、突然落ち込んだりする。
  先のことを考えずに高額のものを買い込んでしまう。
  ありもしない噂を平気で流す。
  ささいなことで怒ったり、暴力をふるう。
  万引きや空き巣など盗みをくり返ししてしまう。
 


極端に食べない、逆に食べ過ぎる。
他人から「太っていない」といわれても体重が気になり、食事を極端に減らす、あるいは全くとらない。体重が増えることに恐怖を感じ、毎日体重を測っている。1g単位で目盛りが気になる。その一方で、ストレスを発散させたくなり、気晴らしにムチャ食いを始める。ムチャ食いが続き、体重計のある一定のラインを少しでもオーバーしたことなどをきっかけに、食事のたびに口に指を入れて吐いたり、大量に下剤を飲んだりする。こうした行動をくり返している。また、手首を切るなどの自傷行為をしたこともある。
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睡眠不足でもないのに。昼間、突然眠ってしまう。
特に睡眠不足でもないのに、昼間、場所に関係なく、突然寝入ってしまい、短時間で目が覚める。眠りに入るとき、怖い夢や幻影を見ることもある。また、驚いたり、笑ったりするなどの感情的体験を機に、突然脱力感に見舞われ、その場に倒れてしまう。
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朝になると気分がふさぎ、落ち込む。
朝、目覚めたとたんに疲労感があり、嫌な気分になる。家族と話をするのもおっくうで、朝食も食べる気が起きず、日課のように見ていた朝のニュースや朝刊に目を通すのが嫌いになった。昼ごろからは少しずつこうした気持ちが薄れ、夕方になるとかなり楽になるという毎日が続いている。
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        アルコール症



決断ができない。
職場の会議などで発言できない。買い物などをしても決められない。たとえば主婦の場合、あらかじめ買うものを決めて買い物に出かけても、いざ店頭にいくとあれこれ迷い、結局買わずに帰る。食事の献立が決められない、料理や掃除の手順に迷うなど、簡単なことでも決断できなくなった。また、家族や友人との話の中で決断を迫られると、頭の中が混乱していまい、結論が出せないことが多い。会社員の場合では、職場の会議で発言できない、決済が出せないことがある。その結果、気ばかり急いでひどく焦ったりする。
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        アルコール症



何をするのもおっくうになる。
食事や入浴など、日常生活の必要最低限のことでもすべておっくうになる。朝起きられない。起きても食事をする気が起きないなど、日常生活での最低限の行動さえ、しようとする気が起きない。こうしたことに気ばかり焦り、自分を責めることもある。部屋も散らかり放題。何かをしなければならないと思うのに行動に移せない。新聞や本を読んだり、テレビを見るのも面倒で、ただ、ぼんやり過ごすようになった。頭の中で何かを考えるなど、とても出来ない。こうしたことを自分の怠慢心からだと、無理に行動しようとしても、まったく気持ちがついていかず、だらだら毎日を過ごし、エネルギーが枯れてしまった感じがする。
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        アルコール症




寝てもさめても疲れがとれない。
誰でも仕事で疲れたあとや、緊張したあとに披露を感じることはあるが、普通はよく睡眠をとって体を休め、趣味や遊びなどでリフレッシュすると、こうした疲労感は軽くなる。しかし、疲れるようなことがないのに、だるさが続き、頭痛や頭重感などの症状を自覚する。日常のささいな動作だけでも、とても疲れる感じがする。夜になると「やっと一日がおわったのか」とホッとすることもある。
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        全般性不安障害、人格障害、薬物依存症




眠りたいのに眠れない。
大事な会議の前日、試験の前日などは興奮して寝付けない。また騒音や、体のどこかに痛みやかゆみがあるなど、環境や体調によって寝付けないことは誰でもあること。それらは原因が解決すれば、また眠れるようになるが、こうした理由もないのになかなか寝付けず、眠ってもすぐに目が覚める。
 また、夜中や明け方に決まって目が覚め、朝まで寝られず、あれこれと考えをめぐらせているうちに朝を迎えてしまうという不眠が続いている。何度も嫌な夢を見て目を覚ますこともある。
 一般に、眠りが浅いと比較的夢も多くなるものだが、夢の内容が「誰かに追われている」「ホラー映画のワンシーン」「底なし沼に沈む」などの悪夢であることが多い。なお、特殊な睡眠障害のタイプとして、実際には寝ているのに眠った気がまったくしない(睡眠感剥奪症)、睡眠時間が徐々に遅れていき、昼と夜が逆転してしまう(睡眠相後退症候群)などがある。
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       アルコール症、人格障害、薬物依存症




自信がなくなり、将来が悲観的にばかり思える。
気分が落ち込むと、自分の過去、現在、未来がいっさい無意味で価値がないように思われてならなかったり、「価値のない自分なんか死んでしまったほうがよいのではないか」という気持ちが起こることがある。また、ちょっとした周囲の言葉にひどく動揺したりする。自分の主体性がなくなった、他人にまどわされやすくなったと感じる。
【関連する病気】うつ病、躁うつ病、統合失調症 
        アルコール症、人格障害




何をしても集中できず、頭に入らない。
新聞や本を読んでも、テレビを見ても内容が頭の中にインプットされない。何かを考えようとすること自体が苦痛で、努力しなければ考えが浮かばない。家事や仕事に取り掛かる気が起きず、なんとか取り掛かっても根気がなく、集中できず、「自分だけが理解できない」「ボケてしまったのか」と焦ることがある。
 また、職場でひとつの仕事をしていても、それが何の仕事なのかわからなくなる。料理や掃除をしていても、なぜそうしているのかわからなくなることがある。
【関連する病気】うつ病、躁うつ病、統合失調症、解離性障害        PTSD、アルコール症、薬物依存症



明るくなったと思うと、突然落ち込んだりする。
急におしゃべりになり、次から次へと自分の考えを周囲に話す。夜中でも友人に電話をかけまくる。友人の家を訪ね歩いて、自分の考えを話す、などの行動が見られる。こうした状態が続いたと思うと、しゃべらなくなり、部屋から出てこない。身の回りのことをしたがらないなど、気分のムラが大きい。また今まで普通にしていたのに、突然不機嫌になり周囲を驚かすこともある。

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先のことを考えずに高額のものを買い込んでしまう。
お金をもっていないのに高額な品物をカードで大量に買い込む。「気晴らし買い」や「衝動買い」をする理由も考えにくく、買い物に依存している様子もない。確信もないのに「勝つ」と決め込み、多額の借金をして、パチンコや競馬などのギャンブルにお金をつぎ込む。また「これから自分の社会的地位があがる」「大金が入ることになっている」などと周囲に言い、それを誰かに非難されると、腹を立てて怒鳴ったりする。睡眠時間が短くても疲れた感じがなく、食欲もある。
【関連する病気】躁病、人格障害、統合失調症



ありもしない噂を平気で流す。
たとえば、妻や夫が浮気をしている事実もなく、そういった話を聞いたわけでもないのに「浮気をしている」と思い込み、さも本当にあったことのように周囲の人に班に話す、聞いている人が「つじつまのあわない話しだ」と思い、制止しても次から次に噂を流し、誰からも信頼されない。

【関連する病気】アルコール症、薬物依存症、統合失調症 
        人格障害




ささいなことで怒ったり、暴力をふるう
感情のコントロールがうまくできず、ささいなことで怒ったり、暴力をふるうことがある。暴力をふるったあとに強い自責の念を抱くが、そのわりには再びくり返す。暴力の対象は、女性や子ども、老人など、たいてい自分より弱い相手が選ばれる、対人関係もうまくいったためしがほとんどない。こうした反面、ひとりになるのを怖がり、つねに他人に一緒にいてもらいたがり、拒否されると執拗に執着し、相手を批判したり、悪い噂を流したりすることがある。

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万引きや空き巣など盗みをくり返ししてしまう。
人の物を盗む、万引き、空き巣など、人の物を平気で盗ることをくりかえす。警察に捕まっても罪の意識がなく、刑罰を受けても何度もくり返す。また、盗みはしないにせよ、平気で嘘をついたりして、周囲の人を振り回す。

【関連する病気】人格障害、統合失調症、薬物依存症 
        アルコール症