統合失調症についてわかりやすく紹介しています。
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| どんなに精神症状が激しくても、本人が本来もっているその人らしさが完全に失われてしまったわけではありません。病気になって思うように生きられないと、本人は自信をなくしてしまいがちですので、家族は症状に振り回されることなく、回復を妨げている症状をできるだけ取り除いてあげることが、本人の悩みや苦しみを減らすことになります。 それには、さまざまな症状に苦しむご本人の気持ちをまずはそのまま聞いてあげること、そして苦しみを取り除くよい治療方法があることをわかりやすく優しく説明してあげましょう。 本人にとっては、病気の辛い症状をコントロールしたり、おりあいをつけられるようになることが、病気の苦しみを減らす第一歩ですが、それには家族の接し方が大きな影響を与えます。希望を持って、目の前の小さな目標を一つ一つ達成することを目指します。 そして、自信回復のため、できることから家庭や社会の中で役割をもたせてあげましょう。病気の症状や正しい治療法を理解し、回復に向けたイメージを持つようにしましょう。回復に向けたイメージを持つことは、家族だけでなくご本人にとっても大切なことです。 |
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