TOP  
統合失調症とは
  統合失調症の原因、症状、治療
統合失調症とは
 
 統合失調症は心の病のひとつです。統合失調症の発症率は1パーセント弱程度で、決して珍しい病気ではありません。患者には10〜20代が多く、症状は幻聴や被害妄想が現れ、人を避けるようになります。しかし本人はその症状が病気とはなかなか理解できない。これが典型的な統合失調症の特徴です。

 治療しなければ間違いなく悪化していきます。治療によって比較的すぐによくなる人から、慢性化していく人まで、いろいろなケースがありますが、現在では大部分の人が服薬などの治療によって回復しています。

 しかし、最初の治療ですぐによくなった人でも再発することも多い病気です。治療が長引くケースもあることや、慢性化するケースもあることを考えると、長いフォローアップが必要になります。

 慢性化した場合には医療はもちろんのこと、福祉的なフォローも必須です。統合失調症の人を支援する福祉の制度はたくさんあります。