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統合失調症とは
  統合失調症の原因、症状、治療
統合失調症の陰性症状
 
  統合失調症の症状のひとつに、物事に対する意欲が低下する、生き生きした感情が見られなくなる、生産的な活動に対する意欲が低下するなどの「陰性症状」があります。その結果、友人とのつきあいも減りがちで、家族ともあまり話さず自室に引きこもりになることが増えてきます。

 また、感情の表われ方も変わってきます。表情がこわばって顔をしかめたり、怒りっぽくなることがよくあります。生き生きとした感情があまり見られず、感情表現が全体的に乏しくなります。

 また、抑うつ症状が、発症後のいろいろな時期にみられます。うつ病に似た症状、抑うつ気分や、悲観的な考え方にとらわれる、考えたり行動したりすることがおっくになる、イライラして落ち着かないなど、うつ病がうたがわれることもあります。